キャッシング審査で評価される属性情報

キャッシングというのは無担保・無保証人であるため、消費者金融は申込者本人の返済能力を信用して貸し出すしかありません。

しかも、借入額が50万円以下の場合は年収証明書の提出が必要ないため、自己申告の年収金額を確認することもできません。
そこで、申込書に記載されている属性情報を見て、貸出の可否や利用限度額の判断をすることになります。

例えば、自宅が持ち家であれば資産を持っていることになりますし、居住期間が長ければ安定した生活を送っていることがうかがえます。
また、勤続年数が長いと収入の安定性につながり、転職経験の多い人は無収入になる危険性も大きいので、評価は低くならざるを得ません。
従って、新入社員や勤続経験が3カ月未満の人は信頼が得られず、貸出を不可とされるケースが多くなります。

なお、収入の安定は雇用の安定でもあることから、倒産や解雇の心配の無い公務員が最も高い評価を得ます。
また、同じサラリーマンでも大企業に勤めている人の方が中小企業より融資の確率は高くなります。

そして、最近は影響が減っていますが、雇用形態として正社員が最も有利であることに違いはありません。
雇用の安定という点で低く見られるのが自営業者です。自営業者はその時々の景気によって収入が左右されるため、避けられている面は否めません。

ところで、消費者金融のキャッシングの命はスピードであるため、人間の手で一人ひとりの申込者の属性をチェックしているわけにはいきません。

そこで、過去の莫大な数の利用者の年収や雇用形態などの様々な属性情報を同じ属性情報ごとにグループ化し、
各グループの借入実績に対する評価数値をコンピュータに入力したスコアリングシステムが採り入れられています。

スコアリングシステムによって一瞬にして申込者の評価を判定できるようになっています。

ちなみに、現在は指定信用情報機関制度によって申込者の信用情報を必ず信用情報機関に照会することになっているため、
申込書の審査に通っても、返済事故の履歴があったり、他社からの借入によって年収制限に引っ掛かったりすれば、貸出は不可となります。